ごめん。

心を言語化する

12日目の記録

 

2017.0917

 

それでも世界が続くならのワンマンライブ、「12日目:それでも、世界が続くなら」に行ってきた。

台風が来ていて、行けるかどうか不安だったが、無事(途中で体調悪くなったりもしたけれど)ライブに行くことができた。

 

 

 

1曲目、いきなり「僕がバンドを止めない理由」ですごく驚いた。この曲はいちばん最後にやるのかと思っていたので。既にこの曲で軽く泣いてしまった。

とってもとっても優しい歌。それせかの優しさに包まれて安心した。

「私もほんとは笑いたいよ」って心が爆発した。

 

そのまま「水色の反撃」へ。このコンボで私は号泣してしまった。ステージを見られなかった。ずっとタオルに顔を埋めていた。ちょっと嗚咽を漏らすくらい泣いた。

私が頭に思い浮かべたのは、自分ではなくあの子だった。私の唯一の親友。その子のことが浮かんで、涙が止まらなくなったのだ。

あの子が、手首に傷を作りながらも生きてくれていることが嬉しかった。私は、あの子を救うことを守ることも出来ない。それなのに、生きててほしいって、私はわがままだなぁ。でも生きててほしいんだよ。

あの子が今日も生きていることが嬉しくて悔しくて泣いた。

 

「響かない部屋」を聴いて、すごく久しぶりに小学生の時のことを思い出した。忘れたことにしていたけど、忘れてなんかなかったんだなぁ。忘れていたかったけど。忘れられるわけないんだよね。私の机蹴っ飛ばして影で笑ってるの見るの辛かったよ。サッカーの時、どさくさに紛れて私の足を思いっきり蹴って笑ってたの、涙がこぼれてしまうくらい痛かったの。痛いなんて言えなかったけど。

たぶんあいつらは、そんなこと微塵も覚えてないんだろうね。むかついて涙が出た。

人に対しての恐怖心も劣等感も、たぶん一生消えない。それでも生きるんだよ。

 

「参加賞」。優しくしないでよ、泣くから。泣いちゃったよ。

 

「自殺志願者とプラットホーム」。この曲は、いちばん好きな曲。それせかを好きになったきっかけの曲でもある。割と本気で死のうかなって思ってた時にこの曲を聴いて、精神的にも物理的にも救われた曲。薬を大量に飲んでふらっふらになりながら聴いて号泣したのは忘れられない。

そんな思い入れのある曲をライブで聴けるなんて、ほんとに嬉しかった。

ライブで聴いたら絶対号泣しちゃうと思ってたけど、笑いながら泣いた。笑顔で聴いている自分にすごくびっくりした。

私はあの頃を、少し乗り越えられていたんだって分かった。私はほんの少し、強くなれたのかもしれない。

 

 

 

何曲か抜粋して、曲ごとの感想を書いてみたけど、やっぱり言葉にするのは難しい。もどかしい。

 

 

ライブは終始、優しい空気に満ちていて、それでいて心がむき出しになって、本当に素敵な空間だった。楽しかった。生きているって強く実感できる時間だった。

私は生きていた。ほんとに。生きてるよ。

 

 

 

 

 

公式海賊盤を聴きながら、書いた。備忘録。